『犬神家の一族』が市川崑監督によるセルフリメイクされるそうです。この監督は、影と光の使い方に妙のある独特な画面美で、横溝作品の監督に相応しい監督だと思います。
実に30年ぶりということで、金田一耕助役も前作同様に石坂浩二さんが演じるということで、実に楽しみです。
この作品はドラマで何度も制作されている角川書店のドル箱コンテンツ(笑)ですが、ストーリーを知り尽くしている私は配役の方に興味をそそられます。演目が同じでも配役が変わることで見る価値を見出す歌舞伎的な楽しみとでも言うのでしょうか(笑)
金田一耕助役には古谷一行さんか石坂浩二さんという定番路線もいいですが、稲垣吾郎さんもいい味だしてました。
しかし、この作品で配役に最も注目するのは「松子」という役の俳優さんです。
キャラクターとしての松子も好きです。物語の中核であるこの人の行動を全て知っていて、それを踏まえて女優さんの演技を鑑賞することの楽しいこと、楽しいこと…(^^
高峰三枝子さんが1番でしたが、三田佳子さんが演じたものを見て三田さんが1番に順位が変わりました。実生活で息子さんの放蕩ぶりが影響しているとか?(^^;;;
歪んだ性格が多い一族の中で最も性格のよいおぼっちゃま佐清(すけきよ)役の俳優さんもホントに人が良さそうな方があたります。稲垣吾郎さんの佐清役もかなりよいかも。
ヒロイン珠世(たまよ)役の松嶋菜々子も大いに期待できますね。
そんな私に良い情報サイトでした(^^
犬神家の一族〜配役比較金田一役にあたった俳優さんがこれだけ居たとは…半分は知りませんでした!
「史上最高のミステリー」と謳われていますが、個人的にはそうは思いません。
横溝正史さんの作品は謎解きを楽しむより、その行間に漂う“おどろおどろしさ”や日本古来の歴史や風俗に基づいて展開していく物語が楽しいと感じています。
だいたい終盤に屋根裏に隠遁していたばあさんがいきなり登場して全貌を全部喋ったり、金田一さんがよそで調べてきて“実はこうだったんです”なんて展開が多いのですから、どう推理して楽しむ余地があるのやら…(^^;
今は親が子を殺す世です。
「犬神家の一族」で松子が息子に現す母親のゆがんだ激情は悲劇の一つですが、今の世情では非リアリティに感じられてしまわれないだろうか…と少し恐い気がします。
ちなみに同じく市川崑監督の「獄門島」にはシャア・アズナブル役の池田秀一さんが役者として出演しています(笑)
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